ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい 株式会社JIGGYFILMS

作品詳細

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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい

わたしたちは全然大丈夫じゃない。

INTRODUCTION

『21世紀の女の子』『眠る虫』で注目を集めた金子由里奈監督による長編商業デビュー作にして、「おもろい以外いらんねん」「きみだからさびしい」をはじめ繊細な感性で話題作を生み出し続けている小説家・大前粟生氏にとって初の映像化作品。『町田くんの世界』以来の映画主演作となる細田佳央太、『いとみち』の駒井蓮、『麻希のいる世界』の新谷ゆづみをはじめ、フレッシュなキャストが競演。京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、”男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く。

弱いひとが弱いまま生きられる場所はないのだろうか。そう思っていた時にこの原作に出逢いました。『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』には傷ついた人がたくさん出てきます。撮影中、私自身も人間が持つ加害性や言葉について幾度も省みていました。物語に共鳴してくれた俳優さんやスタッフ陣と、傷つくことや優しさについて、一緒に立ち止まって考えながら作り上げた映画です。私たちは圧倒的に対話が足りてない。社会が少しでも優しくなりますように。日々の無力さに疲れてしまったあなたに観てもらいたいと願っています。金子由里奈(監督)

STORY

「男らしさ」や「女らしさ」といった考え方に居心地の悪さを感じている七森剛志(細田佳央太)。「恋愛として人を好きになる」ことがどういうことかもわからず、高校時代には告白もされるが断ってしまう。その時に拾ったぬいぐるみは今でも大切にしている。
京都のとある大学に入学した七森は、同級生の麦戸美海子(駒井蓮)と入学式の日に意気投合。麦戸に誘われ「ぬいぐるみサークル(ぬいサー)」を見学に行った七森が目にしたのは、生きづらさを抱えた鱈山(細川岳)や光咲(真魚)といったメンバーが人には言うことのできない悩みをぬいぐるみに話しかけるやさしい空間だった。同じく新入生の白城ゆい(新谷ゆづみ)も加入し、心を通わせていく彼らだったが…。

CAST

細田佳央太 駒井蓮 新谷ゆづみ
細川岳 真魚 上大迫祐希 若杉凩
天野はな 小日向星一 宮﨑優 門田宗大 石本径代 安光隆太郎

STAFF

原作:大前粟生「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」(河出書房新社 刊)
監督:金子由里奈 脚本:金子鈴幸 金子由里奈 
撮影:平見優子 録音:五十嵐猛吏 編集:大川景子 
プロデューサー:髭野純 スチール:北田瑞絵 宣伝デザイン:大島依提亜
音楽:ジョンのサン 主題歌:わがつま「本当のこと」(NEWFOLK)製作・配給:イハフィルムズ

RELEASE

  • 収録内容:

   映像

   ・本編(109分)

   ・予告編

   ・メイキング映像(3分)

 

<製作年度>2022
<製作国>日本
DVD仕様>カラー/16:9/ステレオ/一層/音声:日本語
<セル価格>3,960円(税込)

 

発売日:2024/1/1

R指定:G

販売元:株式会社JIGGY FILMS

コピーライト:© 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」