アジア各国から届いた最新スリラー映画3作品を一挙に上映する特集上映を開催！

近年、アジア映画の躍進が目覚ましい。
世界中の映画祭や配信プラットフォームで注目を集めるほか、日本でも、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦』が興行収入約5億円を記録する異例の大ヒットを遂げるなど、独自の視点と文化性で観客を惹きつけてやまない。特に、オリエンタルな混沌を大胆なジャンル表現に昇華し、CGに頼らない肉体的な緊張感で人気が高いのが、ホラー・アクション・サスペンスといったジャンル系の作品である。
本特集では、シンガポール×アクション、台湾×サスペンス、香港×サイコホラーという各地域の文化的背景を活かしたハイブリッドな3作品が、それぞれ異なる語り口で「アジア映画の現在地」を描き出す。

世界各国のジャンル映画祭で高い評価を得た本作は、スピーディーかつユニークなアクションが魅力。中華圏で最も権威のある賞のひとつである金馬奨で、最優秀アクション振付賞にノミネートされた。主演は、シンガポールを代表する人気司会者で俳優としても活躍するマーク・リー。オリジナリティ溢れるワイルドでポップな魅力を爆発させ、本作でセプティミウス映画祭2023最優秀アジア人俳優賞を受賞した。その他にも、紅星大獎で「最も人気のある女優トップ10」に輝いたシーラ・シムなど、シンガポールの人気キャストが多数集結。トロピカルでメルティングポットなゲイランの町を映す、センスに富んだ映像美にも注目。時間軸を超えて交差する複雑な脚本と予測不能なアクションの中で、大金が入ったオレンジ色のバッグの持ち主が目まぐるしく入れ替わり、それぞれの狂気がスポットライトのように次々と暴かれていく、疾走感に溢れたクライムスリラー！

結婚を間近に控えたカップル、悟とミサ。ある日、悟が地元の旧友に婚約者ミサの写真を見せると、友人は「4年前までこの子と付き合っていた」と語る。友人たちは名前と容姿が瓜二つでありながら、同一人物ではない「女」と付き合っていたことが明らかになる。この出来事をきっかけに、悟はミサへの愛情やこれまでの信頼関係、さらには彼女自身の「存在」につ いて疑念を抱き始める、愛憎と戦慄を描く60分のJスリラー。
脚本・監督を務めたのは北野陽太。『女』は早稲田大学在学中に、映画サークルにて製作された。学生映画ながらも、ミステリアスなストーリー展開と独特の雰囲気で観る者を引き込んだ本作は、カナザワ映画祭2024の「期待の新人監督」部門で上映されその確かな技量と一定の水準の作品作りが評価され、早稲田映画まつりでは「ホラーとしての引き出しの多さに心踊る」と評されて観客賞を受賞した。

アジア各国から届いた最新スリラー映画3作品を一挙に上映する特集上映を開催！

近年、アジア映画の躍進が目覚ましい。
世界中の映画祭や配信プラットフォームで注目を集めるほか、日本でも、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦』が興行収入約5億円を記録する異例の大ヒットを遂げるなど、独自の視点と文化性で観客を惹きつけてやまない。特に、オリエンタルな混沌を大胆なジャンル表現に昇華し、CGに頼らない肉体的な緊張感で人気が高いのが、ホラー・アクション・サスペンスといったジャンル系の作品である。
本特集では、シンガポール×アクション、台湾×サスペンス、香港×サイコホラーという各地域の文化的背景を活かしたハイブリッドな3作品が、それぞれ異なる語り口で「アジア映画の現在地」を描き出す。

世界各国のジャンル映画祭で高い評価を得た本作は、スピーディーかつユニークなアクションが魅力。中華圏で最も権威のある賞のひとつである金馬奨で、最優秀アクション振付賞にノミネートされた。主演は、シンガポールを代表する人気司会者で俳優としても活躍するマーク・リー。オリジナリティ溢れるワイルドでポップな魅力を爆発させ、本作でセプティミウス映画祭2023最優秀アジア人俳優賞を受賞した。その他にも、紅星大獎で「最も人気のある女優トップ10」に輝いたシーラ・シムなど、シンガポールの人気キャストが多数集結。トロピカルでメルティングポットなゲイランの町を映す、センスに富んだ映像美にも注目。時間軸を超えて交差する複雑な脚本と予測不能なアクションの中で、大金が入ったオレンジ色のバッグの持ち主が目まぐるしく入れ替わり、それぞれの狂気がスポットライトのように次々と暴かれていく、疾走感に溢れたクライムスリラー！

結婚を間近に控えたカップル、悟とミサ。ある日、悟が地元の旧友に婚約者ミサの写真を見せると、友人は「4年前までこの子と付き合っていた」と語る。友人たちは名前と容姿が瓜二つでありながら、同一人物ではない「女」と付き合っていたことが明らかになる。この出来事をきっかけに、悟はミサへの愛情やこれまでの信頼関係、さらには彼女自身の「存在」につ いて疑念を抱き始める、愛憎と戦慄を描く60分のJスリラー。
脚本・監督を務めたのは北野陽太。『女』は早稲田大学在学中に、映画サークルにて製作された。学生映画ながらも、ミステリアスなストーリー展開と独特の雰囲気で観る者を引き込んだ本作は、カナザワ映画祭2024の「期待の新人監督」部門で上映されその確かな技量と一定の水準の作品作りが評価され、早稲田映画まつりでは「ホラーとしての引き出しの多さに心踊る」と評されて観客賞を受賞した。